京都で安心してインプラント治療を!インプラント歯周病とは?
インプラントでも歯周病になる可能性がある
実は、インプラントにも歯周病の心配はあります。インプラント自体は人工的に作られた歯であるため、虫歯になることはありません。しかし、インプラントを埋め込んだ部分の周囲にある歯肉が、炎症を起こす場合があるのです。
インプラントと歯茎の間にできる「ポケット」と呼ばれるすき間に歯周病菌が入り込むことで、歯茎に炎症が起きてしまい、周囲の骨が溶けてしまいます。インプラント周囲疾患とも呼ばれるこの症状は、インプラント治療をすれば起きる可能性があるため要注意です。
インプラント治療前には口腔内のチェック・治療が大切
インプラント歯周病を予防するためには、まず治療を始める前に口腔内の状況を改善しておくことが大切です。インプラントを入れる前に口の中にある他の歯の虫歯や歯周病を治療して、しっかりと治しておく必要があります。
また、インプラントを埋入させる部分の骨を増やしたり、歯茎を移植したりすることも、場合によっては求められるでしょう。実際に必要な治療は患者さんによって異なるため、まずはクリニックに相談することが大切です。
治療後のケアも欠かせない
インプラント歯周病を防ぐためには、治療後のケアも欠かせません。インプラントは埋め込めば終わりではなく、定期的に口腔内の状況を定期的にチェックし、メンテナンスや必要に応じて治療も行っていくことも大切です。
一般的には、治療が完了した後も2~3ヶ月に1度の頻度で歯科医院へ通うことがよいとされています。医師による専門的なメンテナンスを定期的に受けることで、インプラント歯周病を予防することにつながるのです。